ZZYP型自力式圧力調整弁は、一切の付加エネルギーを必要とせず、被調整媒体自体のエネルギーを利用して自動調整を実現するアクチュエータ製品である。この製品の最大の特徴は、電気がなく、ガスがない場所で働くことができ、同時にエネルギーを節約し、圧力設定値は運転中に自由に調整することができる。高速開流量の特徴を採用し、動作が鋭敏で、密封性能が良いため、石油、化学工業、電力、冶金、食品、軽紡績、機械製造と住民建築ビル群などの各種工業設備の中の各種ガス、液体及び蒸気媒体の減圧、安定圧(弁後調節用)、或いは漏圧、持圧(弁前調節用)の自動制御に広く応用されている。付設凝縮器は≦350℃の温度で使用することができる。
1、調節弁前の自動圧力調節弁の動作原理
自動圧力弁の前調節弁は、その初期弁体の位置が閉鎖状態にある。弁前圧力P 1が弁体、弁座の絞りを通って弁後圧力P 2に変化するとともに、P 1がパイプラインを通じて上膜室に入力して膜片に作用し、その作用力がばねの反力と釣り合ったときの弁体位置が弁の開度を決定し、弁前圧力を制御する。バルブ前圧力P 1が増加すると、P 1がダイアフラムに作用する作用も随時増加する。このとき、ダイヤフラム上の付勢力は設定ばねの反力より大きく、弁体を弁座から離れる方向に移動させ、弁の開度が大きくなり、流抵抗が小さくなり、P 1は弁の後に圧力を逃がし、ダイヤフラム上の付勢力とばねの反力が釣り合うまで、P 1を設定値に下げる。同様に、弁前圧力P 1が低下すると、動作方向が上記と逆になるのが弁前圧力調整の動作原理である。
2、調節弁後の自動圧力調節弁の動作原理
自動圧力弁後調整弁は、その初期弁体の位置が開状態にある。弁前圧力P 1が弁体、弁座の絞りを通過して弁後圧力P 2に変化し、P 2が導圧管を経て上膜室に入力されて膜片に作用し、その作用力がばねの反力と釣り合ったときの弁体位置が弁の開度を決定し、弁後圧力を制御する。バルブ後圧力P 2が増加すると、P 2がダイアフラムに作用する力も随時増加する。このとき、ダイヤフラム上の付勢力は設定ばねの反力よりも大きく、弁体を弁座の位置に閉じることにより、弁の開度が減少し、流抵抗が大きくなり、ダイヤフラム上の付勢力とばね反力が平衡式になるまでP 2が低下し、P 2が設定値に低下する。同様に、弁後圧力P 2が低下すると、動作方向が上記と逆になる。これが弁後圧力調整の動作原理である。